月曜日のお昼休みに研究室でミーティングをして、その週の予定などを共有しています。また、金曜日の午後は研究室で持ち回りの論文紹介と、平田研と合同のセミナーがあります。そのほかは、自分のペースで各々が研究を進めています。
先生と相談しながら研究テーマを決めていきます。一人ひとりが独立した研究テーマを持っていますが、装置は共有しているものも多いです。
半年に1回セミナー発表がある以外は、決まった進捗報告はありません。その代わり、各自がそれぞれ先生と随時相談しながら、今後の実験計画を立てて研究を進めます。
テーマにもよりますが、鍵研では泊りがけで一緒に実験に行くことも多いです。よく使う共同利用施設は、茨城県にあるJ-PARC・高エネルギー加速器研究機構、兵庫県にあるSPring-8です。コロナ禍でほとんどなくなってしまいましたが、以前はフランスやオーストラリアの中性子施設にも実験しに行っていました。早く収束することを願っています。
お茶部屋のキッチンは充実しているので、電子レンジでお弁当を温めて食べることができますし、IHヒーターや鍋なども揃っているので、シェフ並みにお料理する学生さんもいます。東大のキャンパスや周辺には学食・飲食店も多いので食べに行く人もいますし、お店で買ってきて食べる人もいます。東大には平日であればキッチンカーが来ているので、そういったものも利用できます。皆さん、自分のスタイルで食べています。
化学西館7階の2702室が学生居室です。一人ずつ机が割り当てられるので、パソコンや荷物を置いておくことができます。学生はみな同じ部屋にいるので雑談や相談もできますし、もちろん自分のデスクがあるのでじっくり文献を読んだり解析に集中することもできます。実験室とも、スタッフの部屋とも近いので便利ですよ。
鍵の教授室は、半分がお茶部屋として研究室のメンバーが休憩できる場所になっています。ポットや冷蔵庫・キッチンがあり、一息つくのに使えます。
大学院での研究内容に関連する仕事に就く人もいますし、あまり研究とは関係ない業界に就職する人もいます。就職先も公的機関や民間企業など様々です。修士課程修了者のうち、2~3割の人が博士課程に進学します。過去の就職先の情報は、Join usページに載せています。