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研究室生活のFAQ

Q: 1週間のスケジュールを教えてください。

月曜日のお昼休みに研究室でミーティングをして、その週の予定などを共有しています。また、金曜日の午後は研究室で持ち回りの論文紹介と、平田研と合同のセミナーがあります。そのほかは、自分のペースで各々が研究を進めています。

Q: 東大以外からでも鍵研に入れますか?

メンバーを見ていただければわかるように、東大卒の学生さんはむしろ少数派です。いろいろな大学の学生さんが鍵研に来てくれているのも自慢の一つです。

愛媛大学や九州大学などの国公立大学だけでなく、慶応大学、早稲田大学、中央大学、東京理科大学、北里大学、国際基督教大学などの学生さんがこれまで入学してきました。もちろん東大から内部進学してくる人も、留学生もいます。Join usページにこれまでの修士入学者の出身大学リストがあるので、併せて参考にしてください。

Q: 研究室に入る前に勉強しておくことはありますか?

大学院入試に合格する知識があれば大丈夫です。研究室に入ると、新しいことを勉強する時間は取りにくくなりますので、それまでにいろいろなことを勉強しておいてくださることが大切だと思います。そのほか、自分が興味を持った研究テーマに関連した教科書や学術論文を読んでおくといいと思います。私たちの研究室の論文リストやNewsのページには、日本語の解説があるものや動画もあるので、興味の湧くものがないか探してみてください。

Q: 研究のイメージがわきません。進め方を教えてください。

先生と相談しながら研究テーマを決めていきます。一人ひとりが独立した研究テーマを持っていますが、装置は共有しているものも多いです。

半年に1回セミナー発表がある以外は、決まった進捗報告はありません。その代わり、各自がそれぞれ先生と随時相談しながら、今後の実験計画を立てて研究を進めます。

テーマにもよりますが、鍵研では泊りがけで一緒に実験に行くことも多いです。よく使う共同利用施設は、茨城県にあるJ-PARC・高エネルギー加速器研究機構、兵庫県にあるSPring-8です。コロナ禍でほとんどなくなってしまいましたが、以前はフランスやオーストラリアの中性子施設にも実験しに行っていました。早く収束することを願っています。

Q: 食事事情について教えてください。

お茶部屋のキッチンは充実しているので、電子レンジでお弁当を温めて食べることができますし、IHヒーターや鍋なども揃っているので、シェフ並みにお料理する学生さんもいます。東大のキャンパスや周辺には学食・飲食店も多いので食べに行く人もいますし、お店で買ってきて食べる人もいます。東大には平日であればキッチンカーが来ているので、そういったものも利用できます。皆さん、自分のスタイルで食べています。

Q: 学生の居室はどのような感じですか?

化学西館7階の2702室が学生居室です。一人ずつ机が割り当てられるので、パソコンや荷物を置いておくことができます。学生はみな同じ部屋にいるので雑談や相談もできますし、もちろん自分のデスクがあるのでじっくり文献を読んだり解析に集中することもできます。実験室とも、スタッフの部屋とも近いので便利ですよ。

鍵の教授室は、半分がお茶部屋として研究室のメンバーが休憩できる場所になっています。ポットや冷蔵庫・キッチンがあり、一息つくのに使えます。

Q: 修士課程卒業後の就職先はどんなところが多いんですか?

大学院での研究内容に関連する仕事に就く人もいますし、あまり研究とは関係ない業界に就職する人もいます。就職先も公的機関や民間企業など様々です。修士課程修了者のうち、2~3割の人が博士課程に進学します。過去の就職先の情報は、Join usページに載せています。